認知症と向き合う

query_builder 2024/04/20
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親が認知症と診断されたら、あなたはどう感じますか?その後の生活はどのようになるのか、イメージできていますか?認知症は治らないし、進行する一方で介護が大変だと、不安いっぱいになるのは自然なことでしょう。その認知症には中核症状と周辺症状が存在します。中核症状には、記憶障害や見当識障害、理解・判断力の低下などが含まれますが、これらは治療が難しいとされています。


一方、周辺症状には失禁や排便トラブル、介護への拒否、帰宅願望、妄想、せん妄、睡眠障害、異食、暴力、暴言、幻覚錯覚、徘徊、不安や抑うつなどが含まれます。これらの症状は、程度によって家族や介護者を悩ませ、介護の限界を感じさせることもあります。

しかし、希望を持つべきです。周辺症状には改善の余地があります。特に自宅での介護が難しいのは、この周辺症状が主な要因となっています。そのため、認知症の改善を望む場合、具体的な目標を立てることが重要です。認知症発症前の健康な状態に戻すことは難しいかもしれませんが、失禁を抑えたり、自立して歩行できるようにしたり、共に旅行を楽しんだり、夜間の睡眠を改善したりすることは可能です。これらの小さな目標が達成されれば、希望と笑顔が生まれるでしょう。

ただし、これらの改善を薬で治そうという考えは持ってはいけません。薬はリスクがあり更に症状を悪化させることがあります。むしろ改善させたいのであれば、薬の「足し算」ではなく、「引き算」を行うことです。症状によりますが、私の父は、この薬の「引き算」が最も大きな改善効果となっています。


介護が大変な場合は、積極的に行動しましょう。努力が報われる瞬間を見出すことができるはずです。必ず何らかの良い変化が訪れるでしょう。

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脳活センターきぼう氣功整体院

住所:千葉県東金市田間2丁目61-1

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