Concept

なぜ、整えても回復しないのか。

なぜ、整えても回復しないのか|
東金市の整体院「KIBOU氣功整体院」

1. 私と「氣」との出会い

私はサラリーマン時代、約10年前に石川県で仕事をしていた時期がありました。

ある日、能登にある氣多大社を訪れた際、一枚の紙をいただきました。そこには大きく「氣」という文字が書かれていました。
当時の私は、その意味を深く考えていたわけではありません。ただ、なぜか気になり、いつも目に入る場所へ置いていました。

その後、家族の病気をきっかけに氣功三鍼法を学び、「氣功」と出会います。
今振り返ると、あの時に受け取った「氣」という文字が、再び私の前に現れたような気がしています。

学びを続ける中で、日本には驚くほど多くの「気」を使った言葉があることにも気づきました。

元氣、病気、気候、天気、景気、気持ち、気配り、気遣い、気迫、強気、弱気。

私たちは普段から当たり前のように使っていますが、それだけ人と「気」は切り離せないものなのだと思います。

写真提供:気多大社

2. なぜ「氣」という字を使うのか

当院では「気」ではなく「氣」という字を使っています。

旧字体の「氣」という字の中央には「米」があります。
私は、この文字を見るたびに、人が本来持つ生命エネルギーが四方八方へ広がる姿を連想します。

もちろん現在使われている「気」が間違っているという意味ではありません。

ただ私自身は、「氣」という字の方が、人が本来持つ力や温かさを表しているように感じています。

そのため院名にも「氣功整体院」という表記を使っています。

写真提供:気多大社

3. 病は気から

東洋には昔から「病は気から」という言葉があります。
私はこの言葉を、単なることわざではなく、人の本質を表した言葉だと感じています。

人は日々、仕事や家庭、人間関係の中で多くの氣を使っています。
氣を使うこと自体は悪いことではありません。しかし、使う量が回復する量を上回る状態が続くと、身体は少しずつ消耗していきます。

疲れやすい。眠れない。肩がこる。冷える。

そうした小さなサインを見過ごし続けることで、やがて痛みや不調として身体に現れてきます。

私は、人の不調の多くは「氣」と深く関係しているのではないかと考えるようになりました。

4. 臨床で見えてきたこと

氣功三鍼法を学び、多くの方のお身体に触れさせていただく中で、私はひとつの共通点に気づきました。
それは、同じ症状であっても、身体に現れる反応が人によってまったく違うということです。

肩が痛い方でも肩だけに原因があるとは限りません。
膝が痛い方でも膝だけに原因があるとは限りません。

実際には、頭の横が張る方、肩や首に負担が集中する方、背中が大きく盛り上がる方、太ももやふくらはぎに強い圧痛が出る方など様々です。

反対に、氣が不足している場所は冷たくなり、力が入りにくくなっていることもあります。

私は、これらの反応を手で確認し続けてきました。
そして気づいたのは、人によって負担の現れやすい場所や、氣の滞りやすい場所に一定の傾向があるということです。

同じ腰痛でも原因は違う。
同じ膝痛でも回復の順番は違う。

だからこそ、症状だけを見るのではなく、その方全体を見る必要があります。

その探求を続ける中で出会ったのが、生命判断法や陰陽五行思想でした。
生年月日から見える氣の傾向と、実際のお身体の反応を照らし合わせていくと、不思議なほど一致することがあります。
もちろん、生年月日だけで身体の状態が分かるわけではありません。

しかし、なぜその場所に負担が現れるのか、なぜ同じ症状でも違う経過をたどるのかを考える上で、大きなヒントになることがあります。

現在は、触診による身体の反応と、生命判断法や陰陽五行による見立ての両方を活用しながら、その方に合った回復への道筋を探っています。

5. 私が目指していること

私は現在、人の不調を「症状」だけで見ないようにしています。
大切なのは、身体が本来持っている回復する力が働ける状態をつくることだと考えているからです。

脳が安心する。
神経の緊張がゆるむ。
血流が巡る。
身体が温まる。

そうすると、人は自然と眠くなり、呼吸が深くなり、表情も柔らかくなります。
私は、その変化こそが回復の始まりだと考えています。

氣とは何か。
人はなぜ回復するのか。

私は今もなお、その答えを探求し続けています。

その探求の中で体系化したものが、氣道メソッド™です。
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