2025.05.22
薬をやめるとき、こんな反応があるなんて
──減薬と“離脱期間”を家族として経験して思ったこと
私の父は、脳出血と脳梗塞の後遺症により「症候性てんかん」を併発し、長年てんかん薬を服用していました。
その薬は発作を抑える一方で、脳の働きを強く抑制し、感情や思考に影響が出てくるようになりました。
「このまま薬を続けて本当にいいのか?」
家族として不安が募り、主治医と相談しながら慎重に減薬を始めることにしました。
■ そして訪れた“離脱期間”
徐々に減らしていく中で、一番強く症状が現れたのが、最後の0.5錠をやめたときでした。
本人は、興奮と抑うつを行ったり来たり。
突然泣き出したかと思えば、多弁になって止まらなかったり…
表情や動作にも明らかな変化があり、私たち家族も戸惑いながら見守る日々が続きました。
ネットで調べていた中で見つけた情報に
「離脱症状が強く出るのは3週間(約21日間)前後」とあり、
実際にその通り、ちょうど3週間後にふっと落ち着きを取り戻したのです。
あれほどつらそうだった父が、急に穏やかになり、食事も摂れるようになりました。
■ てんかん薬に限らず、注意すべき薬は多い
今回の経験を通して感じたのは、
これはてんかん薬に限らず、精神薬や睡眠薬、認知症の薬など、脳に作用する薬全般に共通する現象ではないかということです。
特に、長期間飲み続けてきた薬を自己判断で急にやめたりすると、
「こんな反応が出るなんて…」というほど、心と体に大きな影響が出ることがあります。
■ 正しい知識と、覚悟と、支えが必要
薬の減薬や中止には、医師の適切な管理が欠かせません。
本人だけで抱え込むのではなく、信頼できる医師や家族、場合によってはカウンセラーなどの支えがあることがとても重要だと痛感しました。
「薬はあくまで一時的なサポート」
「本来の回復力は、誰にでも備わっている」
そんなことに改めて気づかされた体験でもありました。
■ 最後に|体験を通して伝えたいこと
この投稿は、あくまで私たち家族の体験です。
薬を否定する意図はまったくありませんし、服薬が必要な方が多くいることも理解しています。
ただ、もしも今、減薬や薬の中止を検討している方がいたら──
「3週間の離脱期間があるかもしれない」ということ
そして
「その時期に起きる変化は、一時的なものかもしれない」ことを、
少しでも知っておいていただきたいと思います。
※本記事は筆者の家族の体験をもとにしたものであり、医学的な助言や治療を目的としたものではありません。薬の減薬や中止は、必ず主治医や専門家の指導のもとで行ってください。
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脳活センターきぼう氣功整体院
住所:千葉県東金市田間2丁目61-1
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